社会保険労務士・年金アドバイザー
 
オフィス・椿活動日誌
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障害年金判定の地域格差について その3

  前回お話したように、都道府県ごと障害基礎年金の支給率が異なるということも問題ですが、年を追って審査が徐々に厳しくなる傾向もあります。2010年度から2012年度の間に不支給率が高まった県は47都道府県のうち19件あります。愛知県は11.9%から14.6%へ、京都府は9.7%から13.9%へ大阪府は10.8%から16.5%へ上昇しており、急激に審査が厳しくなっている状況がわかります。不支給率のばらつきが判明したことを受けて、田村厚生労働大臣は調査の上、11月にも最終結果をまとめ是正していく方針を打ち出しました。障害ねんきん相談室では地方の格差の情報も踏まえたうえで慎重に障害年金の代理請求をしております。また、不支給決定に対する不服申し立てのご相談も受け付けております。そして何よりも公平な審査を求めていきたいと考えております。

 

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